木津歯科OMFC

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extraction抜歯即時インプラント治療

前歯など審美的な部位での
インプラント治療にはOur Implant Treatment Initiatives

前歯は歯を失った状態で、そのままでは大変困ります。
また、前歯は歯を抜いてからそのまま放置していると骨は吸収しやすく、とくに表側の骨は抜歯後数週間でなくなってしまうことが報告されています。そこで、主に前歯では、歯を抜くと同時にインプラントを埋入する抜歯即時インプラント治療が世界的に先進的医療となっており、当院でも主流な治療方法となっております。
抜くべき歯に炎症が発症しているなど、症例によっては、抜歯してから数週間後にインプラントを埋入する抜歯早期インプラント治療を選択する場合もあります。また、本治療法は臼歯部や多数歯の抜歯症例においても応用は可能ですので、適応の有無に関しては、当院インプラント専門医が診断、ご説明させていただきます。

治療方法Method of treatment

  • 01.炎症が強く抜歯適応と診断
    前歯なので、抜歯して同時にインプラント手術と即日に歯が入る即時修復を予定した。
  • 02.コンピュータシミュレーション
    抜歯と同時にインプラント埋入および仮歯を装着するための術前シミュレーションを行う
  • 03.抜歯
    周りの骨を損傷しない高い技術による抜歯
  • 04.抜歯と同時にコンピュータガイデッドインプラント埋入
    理想的な位置へのコンピュータガイデッド手術
  • 05.仮歯による即時修復
    理想的な位置へのインプラント埋入および手術直後の前歯の審美回復
  • 06.最終上部構造
    手術2〜3か月後にジルコニアアバットメントの最終形成を行い、高い技術で作製されたCAD/CAMオールセラミックスクラウンを装着
治療内容 上顎中切歯(じょうがくちゅうせっし)2本の炎症で抜歯適応の症例となります。
一般歯科医院からの紹介で来られた患者様で、この2本を抜歯してインプラント治療を希望されたため当院へ紹介されました。前歯の場合は抜歯をして放置すると骨と歯肉が減ってしまうため、抜歯即時インプラントを適応いたしました。
つまり歯を抜いて同時にコンピューターガイドでシュミレーションした正確なところにインプラントを埋入し、隙間には血液から人工的に作った血小板と人口骨を転入しアパットメントと仮歯も同日に仕上げます。これにより抜歯をして歯がなくなる期間がなくなり、機能的審美的に回復が容易になります。最終的にセラミックスクラウンを2本いれて終了となります。
費用 インプラント2本+セラミックスクラウン2本:100万円(税別)
考えられるリスク その日のうちに仮歯を入れて噛めるようになるがために、場合によては骨とインプラントが結合しない場合もあります。その際の治療費については保証(無料)させて頂いております。

当院執筆の上記症例が掲載されている医学専門書

  • 木津康博:コンピュータガイドシステム(NobelGuideTM)を用いた歯科インプラント臨床の現在:インプラントYEARBOOK 2012 クインテッセンス出版 東京 2012.197-204頁
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