歯を失うと顎の骨は一時増えますが、その後吸収に転じて骨量は減少します。とくに高さと幅が少なくなっていきます。そのため、骨の中に噛む際の刺激を与えて骨の細胞を活発にする必要があります。入れ歯は残念ながら歯肉の上にのっているだけなので、噛む力は骨の中には伝わらず、逆に骨の上から押してしまうため、あごの骨は吸収してしまうことが多いのです。そのため、歯を失った骨に良好なインプラントを植立し噛む力をあごの骨に伝えることにより骨の吸収を止めることが出来ます。また、その噛む力は脳細胞にも刺激をあたえるため、脳の働きを活性化させる可能性もあります。
入れ歯が合わない、空気が漏れる、皮膚にしわが増えるなど多くの問題が生じます。放置していては骨の吸収は進行するばかりです。
当院では上記全ての治療方法を応用することができます。
患者さまの骨量、全身的状況など全てを詳細に検査し、最適な方法をご提案させていただきます。私どもとしては極力このような骨造成手術を行わずより低侵襲性のインプラント治療を行うようにしております。しかし、骨造成術が必要な場合は静脈内鎮静法などのストレスフリー法を併用し、患者さまが痛み、不快感などを感じないように快適な手術をおこなってまいります。
さらに、安全で確実な超音波骨切削機器(ピエゾ)など最新機器を手術に応用しております。過去、インプラント治療を受けるには骨が少ないと診断された患者さまはぜひご相談ください。最適な治療方法をご提案させていただきます。
様々な顎の手術においての最新機器として、超音波骨切削機器(ピエゾ)が注目されています。歯石などを除去する際に使用する超音波機器と同類ですので安全な機器です。微振動(0.1mm幅、3万回振動/1秒)で骨を切削するため、下記特長を有する。そのため、安全で、治癒を格段に早める最新機器なのです。当院院長は日本製のバリオサージ(ナカニシ社)の公認講師でもあり、多くの症例に安全確実に応用させていただいております。
超音波骨切削機器(ピエゾ)は微振動(0.1mm幅、3万回振動/1秒)での骨切削が可能なため、安全で治癒が早い