木津歯科OMFC

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Over-dentureオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとはImplant overlay denture

基本的には2~4本程度のインプラントを土台として入れ歯を安定させる治療

下記のような患者さまに有効な補綴法です。

  • 入れ歯を安定させたい方
  • あごの骨量が少なく多くのインプラントが埋入できない方
  • インプラントの本数を少なくしたい方
  • 口の乾燥感を改善させたい方

治療法Method of treatment

当院では上顎では2~4本のインプラント、下顎では1~2本のインプラントで入れ歯を支えています。普通の入れ歯は一般的に大きく違和感が強いです。違和感が無いと感じている人も実は慣れてしまっているだけで、脱げそうな靴を無理矢理はいている感じと同じです。さらに、上あごでは唾液の出口を大きな入れ歯によりふさいでいるため、唾液量は低下し口の乾燥感を強くしている可能性があります。

  • 01.大きな入れ歯は唾液量を少なくし口を乾燥させる、よく噛めないなど口の機能を低下させるだけではなく、健康を害する可能性があります。
  • 02.入れ歯はあごに負担をかけるため、骨を吸収させてしまう可能性があります。
  • 03.コンピュータシミュレーションを併用することにより、少ない骨に安全確実にインプラント埋入手術を行うことができます。
  • 04.本症例は上,下顎ともに2本ずつのインプラントでのオーバーデンチャーとしました。インプラントと入れ歯のアタッチメントは全てCAD/CAMによる高精度なバーをコンピュータで作製しているためより安定性が高まります。
  • 05.オーバーデンチャーはBPS(機能的印象による義歯作製)を用いるため、見栄えも機能的にも良好な義歯となります。
本症例の治療内容 本症例は上下顎無歯顎の症例であります。上顎に2本下顎に2本で入れ歯を支えるインプラント治療になります。
費用 上顎:200万円(税別)
下顎:140万円(税抜)
考えられるリスク インプラント周囲炎になる可能性があります。

当院執筆のオーバーデンチャー参考医学専門書

  • 木津康博:コンピュータガイドシステム(NobelGuideTM)を用いた歯科インプラント臨床の現在:インプラントYEARBOOK 2012 クインテッセンス出版 東京 2012.197-204頁
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