従来のインプラント治療では、全ての症例においてインプラント埋入後3~6ヶ月の全く補綴できない治癒期間が必要でありました。
近年、CT撮影とインプラント手術プランニングソフトウエアによるCAD/CAMで作製されたサージカルテンプレートを用い、上部構造を術前に作製し、術後即時加重をおこなうインプラント治療が患者にとって予知性の高い有効な先進的な最新インプラント治療として注目されています。
さらに、コンピュータガイド手術は広範囲に切開を行わない低侵襲(体にやさしい)手術であり、補綴物による即時加重(手術当日に仮歯が装着)が可能となる。手術時間は従来の方法と比較して明らかに短縮することができる。さらに、術後の疼痛、腫脹、炎症所見も少ない、体にやさしい、予後の良い歯科補綴治療であります。
本治療法は、1本の歯を失った患者さまから全ての歯を失った患者さまの全症例に適した治療方法となっております。
当院長は2005年のNobelGuide開発当初より公認講師として、臨床応用および指導を行っており、多くの歯科医師の教育に力を入れさせていただいております。
歯周病の徹底した診査は当然のことで、血液検査(当院で行う)で全身的な問題が無いかどうかを検査いたします。即時加重インプラント治療は先進的な医療であるとともに、リスクのある難しい治療法でもあります。徹底した診査と症例選択が重要となります。次の患者さまは本治療法において失敗リスクが高くなります。リスクの詳細と対処策については、当院にて各患者さまに十分ご説明させていただきます。
将来の理想的な歯並びになるように、インプラントを最適な位置に埋入するために重要なガイド
理想的な歯並びを獲得できるコンピュータシミュレーションが可能となる
01.将来の理想的な歯並びに最適な位置に埋入するため
02.最も条件の良い骨に埋入するため
安全確実で予知性の高いインプラント治療にはシミュレーションは必須であり、匠の技だけに頼らない最新技術の集大成である。
切開する範囲は極めて少なく、かぎ穴手術と言われる最小限の歯肉除去のみで理想的な位置にインプラントを埋入することが可能である。
治療内容 | 本症例は、上顎ほぼ無歯顎、下顎無歯顎の症例です。 コンピューターガイドでシュミレーションを行い、機能的審美的に一番良好なところにインプラントを埋入しております。こちらの症例では噛む咬合力が強いために、上顎に8本のインプラントを埋入し、下顎には4本のインプラントが入っております。 |
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費用 | 上顎:400万円(税別) 下顎:350万円(税別) |
考えられるリスク | その日のうちに仮歯を入れて噛めるようになるがために、場合によては骨とインプラントが結合しない場合もあります。その際の治療費については保証(無料)させて頂いております。 |
コンピュータシミュレーションによる手術であるため、術前に理想的な仮歯を作製しておくことが出来るため、手術当日に即時機能修復が可能となる。
最新歯科技工技術であるCAD/CAMによる当院内技工士によるセラミックス審美補綴物の作製
など多数