当院の技工物は全て院内のセラミックスおよびインプラントの専門歯科技工士が作製いたします。技工物は下記条件を満たすよう作製され、天然歯では2次的なムシ歯や歯周病になりづらく、インプラントではインプラント周囲炎を招かないよう、さらに周囲の天然歯を良好な状態に保ちます。
従来は技工士が時間をかけて技工物を鋳造、鑞着といった特殊技術を駆使して作製していました。しかし、匠といえども理想形態とのわずかなズレ、技工物への空気の混入など問題が多くありました。現在では、コンピュータテクノロジーの進歩とともに、コンピュータ上にて技工物の理想的な形態を作製し、さらに気泡の混入していない金属やセラミックスを直接削りだすことが可能となったのです。
当院で行っているCAD/CAMによる歯科技工物作製は、長期にわたり機能的、審美的に良好な状態を保つことができるようになりました。
当院でのインプラント補綴物の材質は、主にセラミックス(ジルコニア)を使用しています。ジルコニアは強度が高いだけではなく、審美的に良好で、生体に優しい材料です。
費用 | インプラントセラミックス:45万円(税別) |
---|
インプラントは天然歯と異なり骨の中で動きません。そのため、噛む力に耐える強度の修復物が必要です。ジルコニアの高い強度は、噛む力にも有効です。
*つまり、噛みしめにも耐える強度が有効です。
ジルコニアは強度が良好なだけではなく、前歯など審美を良好にしたい場合にも有効です。
*つまり、ジルコニアは歯の色に近似していて、とても美しい歯が再現できます。
近年、口腔内の金属の全身への悪影響が多数報告されています。金属イオンが溶け出すことによる健康被害です。
例えば、金属アレルギーに伴う口腔粘膜の白色病変(扁平苔癬;へんぺいたいせん)、手足の膿疱発現(掌蹠膿胞症;しょうせきのうほうしょう)、アトピー性皮膚炎や異種金属との接触による電流発現(ガルバニー電流)などです。そのため、インプラント治療においてチタン以外の金属は避けたいです。
*つまり、ジルコニアは金属ではないため、体に優しいです。
入れ歯の支えとするインプラントも力学的、清掃的な問題が大きい。そのため、高い強度、形態、清掃性を獲得する目的でCAD/CAMによるアタッチメント作製が必須である。
※歯科医院様からのインプラント技工物作製をお受けしております。
同症例におけるインプラント埋入に関しての共同治療も合わせてお受けしております。
インプラント専門技工所:メディオール(Phone: 045-232-4443)までお問い合わせください。