木津歯科OMFC

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perio歯周病予防・治療

予防Prevention

歯周病予防プロトコールの実践

歯周病は16歳ころから発症し始め、年齢を重ねるにつれて歯周病は静かに進行します とくに、虫歯になりづらい人は自分の歯が強いものと思い込み、予防に通院しないため歯周病が進行し、歯を失うことが多くみられます。歯周病は程度の差はありますが多くの方に存在する口の病気です。また、歯周病菌は心筋梗塞、肝臓疾患など全身疾患への悪影響を生じる可能性があります。高い精度の歯周病診断(オーラルドックなど)と的確な予防処置が重要となります。

歯周病予防コース

オーラルケアスタンダードコース / 60分(施術55分+カウンセリング5分)

歯の汚れ(着色)の除去、歯石の除去、歯の強化パック、口臭対策などのケアアドバイスの全てを行うパーフェクトコース

プロフェッショナル オーラルインフェクション コントロール / 10分

プロフェッショナルブラッシング、高濃度次亜水(POIC水)含嗽による短時間で行う歯周病予防コース

ホーム オーラルインフェクション コントロール

自宅で高濃度次亜水(POIC水)を用いた約2〜3回/1日含嗽を約1ヶ月間行う歯周病予防コース

治療Treatment

各ステージにおける専門的歯周病治療の実践

歯周病は歯ブラシを行うだけでは治癒しません。
なぜなら、歯周病の原因である歯周病菌は歯の周りの歯周ポケットの奥深くに潜んで、骨を溶かす、臭いを発するなどの悪さをしています。そのため、歯ブラシやうがいだけでは歯周病菌を殺菌することは不可能なのです。まずは、歯周病がどの程度進行しているのか?どの種類の歯周病菌がどのくらい存在しているのか?をCT、歯周組織検査、歯周病原細菌検査(唾液)などで精査することが必要です。そのうえで、歯周病の程度(各ステージ)による最適な歯周病治療を実践することが大切となります。

最新の歯周病治療

当院では最新のバイオテクノロジー治療である、光化学殺菌療法(PTD:Photo Dynamic Therapy)を導入しています。
非熱光であるコールドダイオードの光線による治療であるため、従来の機械的クリーニングでは届かなかった歯周ポケットの奥深くまでの治療効果を期待でき、術後の「痛み」や「腫れ」が生じません。
また、治療に際しての麻酔を行う必要もなく、歯1本あたり約1分程度で行えます。方法は簡単で、メチレンブルーという無害なバイオジェルを歯周ポケットに流し、歯周病源菌に付着させ、光を当てるだけです。光は非熱光ですので熱くありません。この治療方法は、歯周病だけでなく、インプラント周囲炎にも適応されます。

ペリオドンタル キュア コース
ペリオドンタルキュア コース(6回分) 軽度~重度の歯周病に対する精密な検査と徹底した治療
(レーザー光による歯周病原菌への殺菌療法を併用)を行う歯周病治療プレミアムコース
1回目:1時間30分
・デンタルX線検査 ・ 歯周精密検査 ・ 歯周病原細菌検査 ・プラークスコア ・ ブラッシング指導 ・ スケーリングなど
2回目~4回目:1時間(各回)
・スケーリング ・ ルートプレーニング ・ PMTC ・ 除菌水による殺菌治療 ・ レーザー治療
5回目:1時間
・再評価(歯周精密検査、歯周病原細菌検査 ・ 仕上げ
6回目:30分
・結果説明(担当歯科医師と歯科衛生士よりご説明いたします。)
歯周外科(フラップ手術) 重度の歯周病に対する外科的治療
*ぺリオドンタルキュアコース併用を必須とする
歯周再生療法 重度の歯周病に対する外科的再生治療
*ぺリオドンタルキュアコース併用を必須とする
歯槽骨再生療法骨吸収を伴う重度の歯周病に対する歯槽骨再生治療(骨補填材を使用)
*ぺリオドンタルキュアコース併用を必須とする
完全自己血液フィブリンゲル再生術
(Concentrated Growth Factor:CGF)
歯周組織再生術
骨吸収を伴う重度の歯周病に対して抜歯、歯槽骨再生術、骨造成術などと同時に行う歯周組織再生治療
*ぺリオドンタルキュアコース併用を必須とする

最重度歯周病(歯がとても動揺し、噛むこともできない状態)

歯は徹底的に抜かないことが重要です。
しかし、最重度歯周病に罹患した場合、下記のような重大な合併症を生じる危険性があります。

01.隣の健康な歯への感染により多数の歯を失う
02.骨が腐りすぎて骨が再生しないため、その後の補綴治療が難しくなる
03.骨髄炎になると骨の切除手術が必要となることがある
04.上顎の場合、副鼻腔や鼻腔に歯周病菌の感染が進行すると、耳鼻科的疾患、大きな手術が必要となる
05.下顎の場合、神経に歯周病菌の感染が進行すると、重度な神経障害を生じる

最重度歯周病の場合、上記のような身体にとって重大な疾患にならないように、抜歯も治療方針の選択をしなければなりません。

再診